2014年2月6日木曜日

パイププロ、ケリー貫禄の勝利

http://www.surfermag.com/features/kelly-slater-interview/

reference: Surfer web magazine





君をこのコンテストに出ようと思わせたのはなに?

三年前から観戦してパーフェクトな波にフラストレーションが溜まっていたんだ。出場して楽しむしかないって気付いたのさ。
ペブルビーチでゴルフトーナメントも開催されていてそれにも毎年出たいんだ。でもこの凄い波を見ちゃうとねえ~パーフェクトパイプラインを数人だけでサーフするなんて見逃せないだろ。でも明日ゴルフトーナメントに出れらるようにトライしてみる。

初戦ではかなり接戦だったけど、今日はもうハマった感じのようだったね。

そうなんだ、初日の最初のヒートは接戦で勝てないかと思った。でもパイプではよく起こることなんだ。必ず苦戦するヒートがあるのさ、ここで勝つ人はいずれかのヒートでかろうじて勝ち上がるんだよ。でもそれが過ぎると気持ちが落ち着くんだ。でも強いストレスは感じていなかった。どのヒートでも早めに波を取って、波の取り合いには加わらなかった。どんな試合のヒートでも早めに波に乗っていれば有利になるから。一度波を乗ってしまえば、どこでも波を待てるようになるし誰かが横に来ても
気にならずに波を判断できる。


25分4人ヒートはやりづらかった?

今日は波がコンスタントだったから、フォーマットが気になることはなかった。朝は特にノンストップだったから。誰もが十分に波に乗れた。気になり出したのはセミファイナルの終わりからファイナルだったけど、最悪ということはなかったよ。


32ヒートの10ポイントについて話してくれる?

あれはシックで凶暴な波だったね。(中略)ナーリーな波だった。どう行くかの選択はできなかった。パドルしてから「考え過ぎるな本能に任せろ」0.5秒くらいリップに留まったとき、とにかくできるだけ早く下に降りるしかないが、飛び降りるのが最善だと感じたんだ。着地するまではラインなんて見るつもりも無かった。正しい位置に着いたとは思ったけど、でもボードを少しフェイスに向って少し持ち上げたら、リップがヒットしたところへ身体を後に落としてしまった。でもフォームボールに持ち上げられてスピットとともにチューブから抜けた。(訳注、たぶんこんな意味です)あの波は忘れることはないね。

今日は怪我をした人が多かったようだね。

そうだね。僕はラッキーだった。リーフでひどい怪我にはならなかった。四カ所くらいかな。ボードのノーズが顔に当たった。
傷になるかどうか判らないけど水のなかで出血したよ。ファイナルでベイルアウトしたときにボードが当たったんだ。鼻と目の下だったから、まあそれで済んでラッキーかな。

ファイナルでは戦略があったの?

早いうちに波に乗って得点を稼ごうと思った。有利な立場でいるってことは追いかけなくても済むってことだからね。
でもし追いかける立場だったとしたら、さまざまな仕掛けを駆使して君の座を奪い取ろうとする。それが誰であろうとも状況しだいだよ。それに加えて4人ヒートはちょっとトリッキーなんだ。何点稼いでいるかがまず基本になる、それでプレッシャーを掛けられるか、もしくは掛けられるかという違いが起こる。それが4人ヒートの強い個性なんだよ。早めに良い波に乗って対戦相手がそれを忘れてくれれば良いんだけどね。

午後はバックドアーが君に誘いを掛けていたようだったけど。

そうなんだ。乗られていない良い波をたくさん見たよ。ヒート中に乗られていない良い波を見たときは気分が悪くなった。それ行けよ!て感じ!判る?(笑)海の中でそんな感じだった。

スナッパーに行って今シーズンもWCTを戦うつもり?

うん、スナッパーに行くよ。それが現時点でのプランだから。でも…あまりマジでは考えてはいないんだ。つまりまあそういうプランだから行くかって(笑)すでにそのボード作りの仕事にも入っているし~。でもあそこの素晴らしい波の魅力には敵わないな、でもたぶん、はっきりさせないとね。



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