2014年4月23日水曜日

う〜んなるへそ、チューブライディングのテクニックあれこれです。

refelence: Surfer web site HOW TO GET BARRELED
by Jeff Mull

http://www.surfermag.com/instruction/get-barreled/





バレルマスターへの6っのステップ

 僕にも思い出のチューブはいくつかある。いまでもあのときの一瞬を思い出してはニヤニヤしますね〜。でもね、私は性格的にボードをガンガン走らせてしまうタイプだったので、ストールしてチューブなんてずっと後になって考えるようになりました。
 でもナンツーてもやはりサーフィンはバレルです。これができて一人前。さて、エース・ブーチャンが米サーファーのウェブサイトでバレルのテクニックを解説してます。役に立つかな?怪我しないでね。
 完訳ではありませんあしからず。


自信

 とにかく自信を持つこと、ボードや波やサーフィンの状態がどうだってことよりも自信をもつことが一番大切。チューブライダーとして自分を磨くにはチューブをメイクするという強い意志を持つこと。


ボードの選択

 ほとんどの場合、バレルでも普段のボードを使うけれど、ランドテールはややドライブしやすい。僕(エースブーチャン)は波が6フィート以上になったら1インチか2インチ長いボードを選ぶ。経験ではクアッドがヘビーなチューブで調子が良い。

正しいラインを描く

 波に乗ってバレルが巻きだしたときに犯しやすいミスがある。滑るラインが高過ぎてリップに巻き上げられたり、またはラインが低すぎてリップに頭をヒットしてしまうことだ。そのミスを犯さないためにはバレルをよく外から見て分析する必要がある。たとえばアーモンドのようなバレルならば高いラインで、またトップからボトムにリップがヒットするようなバレルならば低いラインを描くように心がける。

ストール

 ストールはチューブライダーとして腕を上げるためには最も重要なテクニックだ。でも実際のところ必要がなければストールはしない。たとえばビハインドピークからバレルを狙うときなどはストールしない。つまり必要に応じて使い分ける。テイクオフからドロップまでのスピードが関係してくるからどうすれば良いかという説明は難しい。波のフェイスを片手や両手でストールする方法もある。さらにトム・キャロルがマスターしたスナップストールというテクニックもある、これはリップの下で小さなスナップターンをする技。とにかく減速してチューブに留まるようにできれば方法はいろいろ、どれが正しいというのはない。

ホールドオン:留まる

 せっかくチューブに入ってもすぐに出てきてしまう光景を見ることが多いよね。大切なことは少しでも長くチューブに留まれるようにすることだ。閉じたチューブもまた開くときがある。フォームボールにも慣れるのが重要。ボードのテールにフォームボールを感じるとチューブをナビゲートしやすくなる。クローズアウトのようなチューブでもフォームボールを感じられるとメイク率が高くなるし、メイクしたときは最高のフィーリングだ。


エジェクト

 クローズアウトのバレルでの脱出方はできるだけボードを自分自身から遠ざけること。ボードを前にキックしする人もいるし、もしくは身体を前にジャンプさせるというやり方もある。とにかく危険回避も大切。









2014年4月15日火曜日

ロペスからパーフェクトウェイブまで、サーフフォトを見て思ったこと


ロジャー・シャープ氏の撮影によるイギリスウェールズにある波。
写真の見た目だけでは波のクオリティーってわからないけどねえ。
絵的にはあっと言わせるラインと美しい玉石の地形。
相当昔の写真だけどもうサーフィンしてる人いますね。
手前のモーターホームは貸しバンガロー的な感じかな?




サンセットのインサイドをチャージするジャック・サザーランド少年。
1966年の世界選手権がハワイのノースで行なわれていたら優勝は
ナット・ヤングではなくジャック(ジョックかな)だったでしょうね。
スイッチスタンスという離れ業でパイプラインもフロントサイドで
サーフしました。未だにそういうスタイルのサーファーは現れませんね。
ジェリー・ロペスも彼からパイプの攻略法を教わりました。
真夜中にワイメアのビッグウェーブに乗ったのも本当です。





オーマイゴッド!ワイメアですよね?
サーファーはジャッキー・エバリー。
パドルアウトしているのはジョージ・ダウニング



パイプを攻めはじめた頃のジェリー・ロペス。
乗っているボードがまだロングボードのような形状なのが興味深いですね。
それにしてもこのスタイルは脱帽ものです。
立っているだけと揶揄された時代もありましたが、21世紀になりクラシックロングボードやオルタナ系のサーフィンが流行して彼のサーフィンが再評価されたように感じます。










2014年4月5日土曜日

キング・ケリーが考える栄養について

 なんだったのかもう忘れたけれど、ケリーがブログかなにかのHPに栄養について書いたコラムです。シアという栄養食品の広告でもありますが、いわゆる食べてもいないのに食べてるという類いの話ではないので訳してみました。若干、原文には沿ってはおりませんがご了承ください。 

 
 私が食事に気をかけるようになったのは、20代前半になってからだった。もし十代のときに適切な食生活を送っていたらもっと素晴らしい恩恵を授かっていただろうと思う。食生活と健康の因果関係を明確に示すことはできないけれど、私自身、旅行や試合と共に年齢を重ねていくなかで何を食べるかは重要度を増していった。プロフェッショナルアスリートとしての自覚があるならば誰であろうと常に最適な食事を求めていなければならないし、栄養について疑問を持つようでは失格で、できるだけ速やかに食事について取り組む必要がある。
 私が栄養について真剣に考えるようになったのは、あるヘルシーフードの店でたった1ドルで買ったカセットテープだった。その題名は「“Dead Doctors Don’t Lie.”」というもので食物と身体の関係や、生活習慣病について知ることができた。バランスの良い食生活について真剣に考えるようになったのはそのときからだった。2003年に癌でこの世を去った私の父だけでなく、すでに多くの友人が病気でこの世を去っている。そんな不幸と出会う度に私は健康の重要性と、長寿のためには慎重に食べる物を考えなければならないと痛切に思うようになった。そのような理由もあり買物をするときには製品に記された成分表を読むようにしている。これは非常に大切なことであるし、そのようなことに無関心でいる人がいることが今では考えられない。
 私はクリーンな食事を心がけている。それは一度で過多(もしくは過食)な種類の食事を摂らないということだ。また一つの栄養素についても多種類の食物から摂るようにしている。たとえばタンパク質を摂取する場合、一種類の食物からタンパク質を摂取するべきではなく、さまざまな食物からタンパク質を構成するアミノ酸を摂らなければならない。
 ここ数年、私はチア(シソ科の種子)を食べている。昨年ハワイの友達が教えてくれたのだが、ココナッツジュースにシアを混ぜて一晩寝かせ朝食として摂るとオメガ3やアミノ酸を効率よく摂取できると教えてくれた。私はそこに小果実やナッツを加えて食べている。
 脂肪という言葉を聞いたとき人は肥満を連想するだろう。アメリカ人は世界で最も低脂肪の食事を摂っているが、病的肥満も世界一だ。そこにはなにかしらの因果関係がある。脂肪は脳や消化器官や関節には重要な栄養素だということに人々は気付いていないのだ。また脂肪と言ってもさまざまで、ココナッツやアボガド、そしてチアにも脂肪が含まれる。だがこれらは加工食品とは異なり、大地で育ったすばらしい健康食品なのである。
 食物がどこで作られたかを知ることは重要だ。ザチアカンパニーThe Chia Companyの農園を訪れたときそこで私はいろいろなこと学んだ。農園の水や灌漑システム、そして乾期と雨期。だがなにより印象深かったのはそこの農業に従事する人々と彼らの栽培にかける情熱だった。情熱が掛けられない仕事なんて私にとっては意味のないことだし、そのような商品を私は推薦しない。情熱を持って生きる人々と共に在りたいと私は願っているのだから。

2014年4月4日金曜日

キングオブキング、ケリーのお気に入りフォトグ

http://www.surfermag.com/features/my-favorite-travel-partners/

reference : Surfer magazine web  site


 サーファーズジャーナルでも特集が組まれたトッド•グレイサーは、世界中のサーフフォトグが憧れる米サーファー誌のシニアスタッフフォトグラファー。ケリー•スレーターのお気に入りフォトグでもあり、突然、王様から呼び出しを受ける立場であります。ウヤラマシ〜。写真は夕方のキラ、ナスティーなカレントにもめげずにベストなタイミングを逃してないですね〜。王様のお気に入りになる所以です。
photo by Todd Glaser

ケリースレーターについて
 撮影をするコンビとしてはケリーが一番多いかな。彼はいつもスウェルマップを注意していて、今地球上で一番良波の良いところはどこかをいつも確認しているんだ。そのおかげで僕たちは、最高の波で、しかも人のいないところでシューティングができるというわけさ。でもケリーは遅刻大魔王でいつもフライトに遅れてくるから困っちゃうんだよ。僕はフライトの4時間前には空港に着くけどケリーは30分が当たりまえ。そんなドタバタでも、海に入ってしまえばもう彼の世界が始まる。ケリーのサーフィンを見ていて感じるのはその野性味。彼だけのスタイルかつ優雅、しかもあの魅力的な笑顔。「いままでの人生で最高の波に乗ったぞ!」って彼はよく叫ぶよ。友人としても彼は特別な存在でサーフィンしないときはボードを貸してくれる。だから僕はトリップにはボードを持っていかない。   トッド•グレイサー